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代表弁護士のブログ

2014年4月20日 日曜日

離婚の慰謝料

離婚を扱う者にとっては基本的なことではあるが、





法的には、離婚の慰謝料というのは不法行為に基づく損害賠償請求である。





したがって、相手が離婚にあたり、不法行為すなわち違法行為を行って精神的苦痛を被っていなければ、





本来、慰謝料と言うものは発生しない。





もっとも、早期解決のため、あるいは当事者の納得のために、解決金名目で慰謝料的な金銭給付がなされることは多々あるのは事実である。



なお、厳密に言えば、離婚の慰謝料という場合、いわゆる浮気の場合の慰謝料とは区別されうる。




浮気そのものに対する精神的苦痛の補償が浮気の慰謝料であり、



離婚に至る経緯、すなわち暴力暴言、親族関係等々に起因する精神的苦痛の補償が離婚の慰謝料であるが、



離婚の経緯の中には浮気も含まれることも多々あるため、離婚する場合に、厳密に区別する意味はあまりない。

投稿者 竹村総合法律事務所 | 記事URL

2014年4月18日 金曜日

浮気・不貞・慰謝料の実務

離婚で最も典型例といえば浮気による離婚。


かつては、300万から500万円の慰謝料が認められた浮気=貞操権の侵害行為


だが、最近の相場は200万円まで下落し、


さらに個別事情により100万円前後のことすらありうる。



もちろん、悪質なケースは、300万円に近い支払いを命じるケースもあるが、これらはたいてい控訴され、



高等裁判所で減額した和解に応じることになるのが現状。



しかし、一方で、裁判所は浮気に大して寛容になったかというと実はそうではない。



浮気という行為が離婚に及ぼすポイントは、慰謝料のほかに、有責性、という側面を考慮しなければならない。



近時の裁判所は、浮気の慰謝料は下げているものの、離婚の有責性については、逆に浮気があったことを厳しく評価する傾向がある。



その結果、浮気をした場合、単に慰謝料の問題にとどまらず、財産分与や養育費など全体にわたって不利になるため、事実上、慰謝料が抑えられていても、経済的な損害額の支払いは過去も現在も変わらないのではないか、との印象を持っている。



つまり、端的に慰謝料という単発の請求は抑えつつも、離婚全体での経済的給付の負担を負わせることで、バランスを取っているのが家庭裁判所の考えであろうと思料する次第である。

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2014年4月 7日 月曜日

親と子の心理的影響

親が子供に与えてしまう心理的効果



夫婦の間で不満がたまったり、ちょっと愚痴を言いたくなったりしますよね。




そんな時、子供にそのパートナーへの不満を言ってしまったりしませんか?

心にある不満を吐き出せば、確かに自分自身は気持ちが楽になりますし、共感してもらえれば、そういった負の感情が軽減されるような気がしますよね。




しかし実は、何の気なしに言ったその不満や愚痴が、子供の心理に影響を与えてしまうことがあるのです。




子供の人生にとって親の存在というものはとても重要であり、そこから与えられる影響というのは、一生を通じてとても大きなものです。

特に人格形成に重要な時期(幼児期から青年期にかけて)にはその影響力はとても強いものです。

ですから例えば、母親からお父さんはひどい人だ、という愚痴を言われた事がきっかけで、父親のことを嫌いになってしまうこともあると思います。もちろん、その逆でも同じことが言えると思います。

そしてそれが影響して、家族以外の、社会生活においての対人関係が上手くいかなくなってしまう可能性が出てきてしまう恐れもあります。




夫婦間での不満は、たとえどんなに"うまくいっている"とされている夫婦でも、

多かれ少なかれ必ずと言っていいほど抱えているものでしょう。

それをためこまずに、どこかで発散するということは非常に大切なことです。

ですがどうかそういった不満や愚痴は、お友達や、自分の親や兄弟姉妹など、お子さんではない誰かに吐き出していただきたいと思います。




親を嫌うよりは嫌わない方が、きっとお子さんにとっては幸せなことだろうとは思いませんか?

お子さんにとっては「お父さん」も「お母さん」も、唯一無二の存在なのですから。

投稿者 竹村総合法律事務所 | 記事URL