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代表弁護士のブログ

2013年4月30日 火曜日

浮気と慰謝料と有責性

離婚で最も典型例といえば浮気による離婚。


かつては、300万から500万円の慰謝料が認められた浮気=貞操権の侵害行為


だが、最近の相場は200万円まで下落し、


さらに個別事情により100万円前後のことすらありうる。



もちろん、悪質なケースは、300万円に近い支払いを命じるケースもあるが、これらはたいてい控訴され、



高等裁判所で減額した和解に応じることになるのが現状。



しかし、一方で、裁判所は浮気に大して寛容になったかというと実はそうではない。



浮気という行為が離婚に及ぼすポイントは、慰謝料のほかに、有責性、という側面を考慮しなければならない。



近時の裁判所は、浮気の慰謝料は下げているものの、離婚の有責性については、逆に浮気があったことを厳しく評価する傾向がある。



その結果、浮気をした場合、単に慰謝料の問題にとどまらず、財産分与や養育費など全体にわたって不利になるため、事実上、慰謝料が抑えられていても、経済的な損害額の支払いは過去も現在も変わらないのではないか、との印象を持っている。



つまり、端的に慰謝料という単発の請求は抑えつつも、離婚全体での経済的給付の負担を負わせることで、バランスを取っているのが家庭裁判所の考えであろうと思料する次第である。



投稿者 竹村総合法律事務所 | 記事URL

2013年4月16日 火曜日

親権争いと不倫

不倫をした母親が必死に幼い子の親権を主張している。






離婚裁判ではかなりシビアな場面の一つだ。






実務上、





不倫をしたからといって、





親権が





どちらに行くかのファクターになるものではないとされている。





しかし、実際には、






不倫をしていた事実が





離婚後の養育環境に影響を及ぼすことは少なくない。





従って、不倫単独で考えるのではなく、






離婚後の総合的な養育環境を想定して主張していかねばならない。


投稿者 竹村総合法律事務所 | 記事URL