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代表弁護士のブログ

2012年9月 2日 日曜日

財産分与と贈与税

財産分与には原則、税金はかからない。







理論的には、もともと、夫婦として形成し、共有していた財産を、







共有部分に応じて個人名義にするだけであるから、







キャピタルゲインも贈与による利得も生じていないからである。









しかし、







まれに、財産分与に仮装した贈与がなされることがあり、







税務上も、







このような財産分与を超えた分与部分については、贈与税を課すというのが







実務的な理解である。







しかしながら、







ではどこまでの財産分与が贈与とみなされるのかについては、









明確な基準はなく、非常に不透明である。







特に、贈与が懸念される場合は、億単位の財産分与のことが多く、







それだけに税務上の問題は深刻である。







この点は税理士でも税務署でも明確には答えることができない問題であるが、







もっとも、個人的には、







夫婦の生活の基盤であったり、管理下にあった資産であったり、今後の生活保障の範囲であれば、問題はないと考えている。



投稿者 竹村総合法律事務所