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代表弁護士のブログ

2011年7月10日 日曜日

財産分与と会社の価値

会社取引や、離婚の際の財産分与、M&Aでも問題になるのは、









その会社の価値がいくらか、すなわち、会社の細分化した価値である株式がいくらか、である。









上場会社であれば、株価というものがあり、株価×発行済み株式数が会社の時価ということは一応、できる。









しかし、非公開会社の場合は、時価というものがないため、極めて困難な問題に直面する。









登記簿を見れば、資本金と発行済み株式数はわかるが、









これだけでは当然のことながら価値など全く分からない。







極端なことを言えば、資本金が登記上1円でも、発行済み株式が1株でも、









数千億円の価値のある会社だって理論上はありうる。







そこで、会社の価値を測る方法、というものが出てくるのだが、







詳しくは3つほどあるが、







一番単純なのは、







BS(バランスシート、貸借対照表)上の純資産を株式で割ってしまう方法。









純資産とは、簡単にいえば、プラスの財産から、マイナスの負債などを差し引いた残りである。









資本金は全く関係ない。









ただ、この方法でも、会社ののれんや、取引先、経営陣、歴史などは完全に無視されてしまうため、









正確な会社の価値とは言い難い。









しかし、現実的に正確な会社の価値などは測りようがないのも事実であり、









裁判などでは、上記のやり方で和解の基礎としてしまうこともよくある。









それはそれで、会社の時価算定にかかる費用も馬鹿にならないため、合理的な方法ではある。



投稿者 竹村総合法律事務所