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代表弁護士のブログ

2011年6月 7日 火曜日

言ってはいけない慰謝料

夫婦の一方が浮気をした場合、すなわち、妻または夫が他の異性と肉体関係を持った場合、浮気をされた妻または夫は、





浮気をした夫(または浮気をした妻)および、浮気相手







に対して、慰謝料を請求できる。





法的には夫婦間の貞操権侵害という不法行為になるわけだが、





慰謝料を請求する側が、裁判で、うっかり言いがちだが決して言ってはいけないことがある。





それは、・・・・一言でいえば、





夫婦仲が悪かったです。。。





ということ。





要するに、夫婦仲が悪いと言ってしまうと、夫婦関係が破綻(はたん)していた=貞操権は存在しない





とみなされる恐れがあるのだ。





もっと簡単に言うと、夫婦仲が悪いんじゃ、浮気されても文句言えないよね、ってこと。






このように言うと信じがたいかもしれないが、ある意味、理にかなっている。法律も、夫婦であれば即、浮気→慰謝料を認める、というわけではないのである。噛み砕いて言えば、浮気が発覚するまではさんざん喧嘩し、別居していてほとんど他人同様の仮面夫婦が、片方の浮気が発覚したとたん、慰謝料目当てでまっとうな夫婦ヅラをするな、ってこと。




そしてまた、浮気が問題となり、かつ慰謝料を請求するようなケースでは、夫婦仲はたいてい冷え切っていることも多い。また、浮気をされて、奥さん・夫への憎悪に燃えていることが多い。

なので、夫婦仲の悪口を言いたいのである。裏切って浮気をした相手(浮気相手ではない)が憎くて憎くてたまらないのである。





これから慰謝料を請求しようと考えている方々、心の中で、言いたくても、浮気をした奥さん・夫を憎んでも、決して、夫婦仲が悪かったです、などとは言ってはいけないのである。





ま、、本当に仲が悪ければそう言うしかない。





ですけど。






投稿者 竹村総合法律事務所